五色沼の色と謎

弥六沼
 この弥六沼(やろくぬま)の弥六とは、磐梯山の噴火後の復興に尽力のあった遠藤十次郎(五色沼周辺に赤松を植林した)が技術指導を受けた林学博士中村弥六の名前を遠藤十次郎が沼の名前に付けて「弥六沼」と呼ばれるようになりました。

 この沼は磐梯山から流れてくる川が塞き止められてできたのですが、水質は弱酸性でありプランクトンが多く、水の色は太陽光によって緑色に見えることがあります。

 この沼の最大の魅力はなんといっても大きな逆さ磐梯が見えることでしょう。よほど風が強くないかぎりこの沼は鏡になってくれますので良い被写体となりましょう。春には山桜も咲きますので運が良ければ見ることができます。

 この沼は冬に凍結します。解けたばかりの沼に映る雪の磐梯山はとてもきれいです。

 (弥六沼の由来は雑誌「裏磐梯」から引用させていただきました)




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