五色沼の色と謎
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柳沼(やなぎぬま)は、弥六沼から流れてくる水が溜まっているので、他の沼の色とは全くちがいます。ほとんど色は無いといえますが、プランクトンは多いので春から夏は角度によっては緑に見えます。
標高830m、水深は最大12.2m、面積22300u、PHは6.5の弱酸性湖です。プランクトンが多いのでフナ、ウグイ、ワカサギが生息しており、冬は凍結しますのでワカサギ釣りができます。
この柳沼は弁天沼についで大きく、弥六沼とほぼ同じ大きさがあります。弥六沼から母沼へ、そして父沼から橋を通って柳沼へと流れてくるのですが、その水質はほとんど変わらないようです。この4つの沼は新緑から紅葉まで大変美しく見事なのです。ややもすると遊歩道であまりきれいな紅葉に遭わなかったのに出口の柳沼で見事な紅葉に当たることがあります。南の父沼はまるで日本庭園のような美しさがありますので、紅葉は見事です。母沼は小さく道路の側にあるため、ほとんど撮影するカメラマンはいませんが、撮り方によっては美しい沼です。
いずれも冬は完全凍結です。この水系は磐梯山から流れてくる川を噴石が塞き止めて沼になったので、涌き水の沼ではないために凍結するのです。 |
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